車両工場
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2800製作記 ’16.04.13〜’19.02.05
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’23.07.13(木)
非力だった2800。モーターを取り替えると、この急勾配を上ります。大正解ですね。急勾配の連続のリバース線を快調に走り抜けました。
’23.07.12(水)
ミネベア10のショートタイプのモーターを入手しました。で、早速キドマイティで出力不足だった2800のモーターと交換しました。 今日は、走行を確かめただけで(結構、あっちこっちでショートしたり、ロッドが引っかかったり)、レイアウト上での走行はまだです。近日中に。
’22.04.03(日)
ピンは、1φ真鍮線から、ドリルレースで削り出しました。北九州の亡くなったドリルレースの達人の社長を思い出しながら工作しました。 長めですが、半田付けした後に切り落としました。リターンクランクがちょっと邪魔していたようで、半田付けし直しました。 これにて一件落着!!
’20.05.10(日)
ロッドピンが緩んだのは、リターンクランクの半田が外れたりバルブロッドが引っかかったりしていたようです。 鉄ピンには、なかなか半田が乗らないようです(昔は、モーター軸にウォームホイールを半田付けして問題は無かったような気がするのですが)。でも、まあ、一応修正完了と言うことになりました。
’19.05.27(月)
今日は、2800のロッドにメッキをしました。塗料よりもすっきりします。
’16.05.05(木)
キャブ下のステップ、ブレーキレバーは、エッチングパーツを使いました。 しっかり水洗いはしましたが、後は、バルブギアーぐらいかな。連日の工作でちょっと満腹感一杯です。根を詰めすぎるのも良くないようです。
何かが足りない。そう、まだ走っていない。集電ブラシを取り付けます。0.25φ燐銅線で車輪の裏側からフランジに引っかけます。今回は第1動輪まで集電ブラシを当てることができました。 走行は良好でした。前カプラーの取り付けを「トラスネジ」にしていたのですが、先台車枠が当たりますので、ザグって2mm皿ネジに取り替えました。 順調に走りますので、モーターはこれを使うことにして、後側の軸をリューターで切り落としました。
昔の失敗を思い出して、1862と並べてみます。「高さ」や「幅」は、OKです。 さて、改めて煙室戸の細工。クリートは、0.2φ燐銅線。ハンドルは、おなじみのロストワックス。 キャブ後面に「ハンドブレーキ」の逃げがあります。エッチング板を折り曲げるようになっているのですが、サイズも、かっちり感も違います。2mm角線が有れば良かったのですが手持ちがないので、1t洋白板を2mm幅に切り出して半田付けします。
’16.05.04(水)
煙室前板は図面で見る限り、段差があってキットの板をその前に止めるようになっているようですが、「不可能」です。そこで、0.8t板から切り出した円盤を旋盤で仕上げて(これは旋盤の物です。ドリルレースでは、楕円は楕円のままに成型してしまいますから)、半田付けをして、煙室にぴったりはまり込むようにしました。煙室戸も半田付けしました。後は、クリートを何とかしなければ。 最後に洗面所で、大々的に流水で洗いまして、本日の工作は終了しました。
屋根板の裏側に1mm角線を半田付けします。両サイドは約1mm切り落とします。 屋根板前側の穴は、もろ安全弁のようです。後側にキットのパーツを使って安全弁(?)と汽笛(?)を取り付けました。引き棒(?)は、0.3φ燐青線です。 キャブ出入り口にも、同じ線で手すりを半田付けしました。
先台車取り付けのために、動輪押さえ板の位置を変えました。先輪の押さえ板も作りました。復元バネは0.2φ燐銅線です。受けにはパイプを使いました。こうする事で左右に上手く振れて復元します。拙鉄のような急曲線のレイアウトには、「柔らかい復元バネ」でなければ、脱線してしまいます。 床板関係ではキットの寸法より少し短くなったために現物あわせで床板上のバルブ部分を半田付けしました。
’16.05.03(火)
となると、台枠の下も多少の凸凹があっても大丈夫なので排障器などを半田付けしました。 水タンク下には、補強に1mm角洋白線を半田付けしておきました。 で、また洗浄ですが、洗浄の基本は「無限大希釈」ですよね。同じ水に何度も浸けていると「濃度が上がる」というもの。 改めて、流しで流水洗いを数回繰り替えました。
床板とフレームは、今までのねじ穴の近くに開けた1.4φネジで固定します。今までの2φネジは上回り取り付け用になります。 主立ったパーツはシャーで切り出していたので、多少のヤスリ修正でここまで仕上がりました。
「ペーストにも塩化亜鉛は入っているよ。」とのこと、確かめると確かに。そこで、慌てて「高周波洗浄装置」を取り出して洗浄しました。 その間、ボイラーの切り欠きをして、煙突とドームをネジ止めします。「煙突にネジが切ってある」と思い込んでいたのでした。また、焼きなました時に、思いの外、傷を入れてしまいました。
’16.04.30(土)
目の前のバルブギアーは、置いといて。車体パーツを切り出します。キャブ屋根、水タンク前などを折り曲げます。 ボイラーは大きめに切っていましたが、ある程度丸めてから切り落としました。 挽き物パーツなどは、焼き鈍します。このあたりは、「いつもの工作」です。
’16.04.29(金)
リターンクランクは結構大きいのですが、パーツを切り出して半田付けしました。 バルブロッドの類は、エッチング板です。これを使ってやろうと思っていたのですが、やっぱり小さめのエッチング抜きの穴を1φドリルで開けると、歪みました。新に洋白板から切り出すしかないようです。
クロスヘッドの作成。パーツをU字に折り曲げます。そのままではスライドバーから下がりすぎるので、内側に0.3t帯板を半田付けしました。また、ピストン棒の取り付け部分には、2φ棒から削りだしたパーツも取り付けました。 シリンダーブロックの方にも2φ棒に1φ穴を開けた物を半田付けしました(少しは、進歩しているぞ!)。 ロッドピンも少し埋め込み頭を少々ヤスリました。
’16.04.24(日)
明治シリーズのドームは、裏側の刳り抜きが少なくてとても困っていましたが、それだったら刳ればいいじゃんと思いつきました。 リューターで裏を削ります。スティームドームは、1ヶ所「ガリ」っとやってしまいましたが、ここは、裾の短い所にすれば良いので何とかなります。 サンドドーム、煙突も同様に削りました。
シリンダーブロックを組み立てます。前から見れば、中心間隔23mm弱。 スライドバーが0.4tですので、裏打ちをします。スライドバーと同じ所にキャブ妻板がありますので、シャーで切り出しました。 スライドバーを取り付けたシリンダーブロック後側です。中心間隔は26mmほど。 1100の時に比べて、ごまかし方が上手くなったような気がします。
’16.04.22(金)
下側から見ても、一応様になっています。 で、シリンダーブロックを切り出します。前側はパーツを使いますが、後側はご覧のように1.5mmずつ偏心させます。 ここで気がつきました。床板取り付けネジはおおむね良ですが、私の考えでは、台枠、床板、車体と3分割するようになります。でも、今のままだったら、2分割しかできません。床板を上回りに固定すると集電ブラシが取り付けられませんし、3分割するのだったら、もう少し取り付けネジが必要です。 やっぱり、「模型社の明治シリーズ」は「知恵の輪」なのだ。
補強が済んだら、切り取ります。第2,3動輪間は集電ブラシの取り付け用に切り残しました。 端梁も半田付けしてカプラーの位置もチェックします。 明治シリーズも4両目となりますと、かなり手慣れてきます。ぱたぱたと部品を切り出して半田付けしていきます。 シリンダーブロック上のネジが下向きになっているのは、この下でシリンダーブロックをネジ止めするためです。
シリンダーブロックは、図面から推測して、約1.5mm下に付かなければいけないようですし、車体後部の床板取り付け穴を生かすためには取り付け板を台枠の上面とツライチにしなければなりません。 と言うことで、シリンダーブロック部分と後部の台枠を切り欠きました。カプラー取り付け座はレール面から考えて卦書き、真鍮板を半田付けしましたが、0.5mmほど低かったようです。 でも、まあ一応床板が取り付けられるようになったので、床板も工作します。まずは0.9角線を半田付けするようになっているのですが、手にしたキットには有りません。1mm洋白棒が手元にあったのでそれを半田付けしました。これで補強が完了です。
’16.04.19(火)
モーター取り付け板の方を作り直しました。でもやっぱりどこか勘違いがあったようです。2度ほど修正して、何とかなりました。 仮配線でシャカシャカと動きました(ロッドピンが外れたり、結構調整に時間がかかりました)。 キドマイティでは小さすぎるのでは?と言うご意見がありましたが、4030製作の時にCN16よりもキドマイティの方が強力という実績があります。また、この大きさではキャブ内にはみ出さないのが好都合です。
’16.04.17(日)
ギアボックスを組み立てました。 モーターを取り付けると、「ありゃ?」とんでもなく遠い位置です。そこで、半田を外して、モーター取り付け板を切り直しますと、また、「ありゃ?」です。今度は近すぎる。 何のこっちゃと言うことで、改めて作り直しましょう。
’16.04.16(土)
動輪が転がれば、次は「動力装置」でしょう。キドマイティ(オークション経由で入手した物)を使います。 この向きで、台枠の中に収まるので、これを元にスケッチして、真鍮板に卦がいて穴を開けて切り出しました。 今日の工作は、ここまでです。
第2〜3動輪間のイコライザーを作りました。今までのC型機の定石通りです。 さて、転がしてみるとスムーズですが、時に引っ掛かります。自分の腕もあります。軸受けの幅にガタがあります。でもね、それだけではありません。全くの責任転嫁ですが、ご覧のようにこの動輪のクランクピンもまっすぐに立っていません。 この傾きが吸収されるようにロッド穴を少しやすって修正しました。
’16.04.15(金)
ロッドの外形を整形してから、第2軸の裏をヤスリ、0.2t燐銅板を半田付けしました。関節のピンがありませんので、1φ真鍮線を植え込み、ポンチでカシメました。位置が悪くてやり直したので、実は、半田で沢山のパーツがくっついているだけなのです。 その後、調整をして、何とかスムーズに回るようになりました。今回は、第1動輪の支持ネジがボイラーを切り欠かなくても良いような位置に取り付けました。
’16.04.14(木)
主台枠をシャーで切り出したこともあって、ずれまくっていますので、それなりに整形(このあたりの工作が違和感の原因ですね)。図面の通りに動輪押さえ板を取り付けると、位置が違います。ギアの穴も違うし……。穴を大きくしてしのぎます。 床板の取り付け穴が図面とエッチングとでは全然違いますと言うよりか、そもそもそのようなパーツがありません。さすが。 サイドロッドも切り出しましたが、これは自分の腕です。スムーズに回りません。 台枠上側に半田付けしたのは、モーションプレート用の板です。図面にはありませんが、これがないと組み立てられないと思います。
’16.04.13(水)
あれこれ迷ったのですが、鉄道模型社の2800の製作を始めます。 まずは、卦書いてポンチマークの所に小さなキリから始めて順次大きな穴を開けていきます。 ネジを切る穴は、1.6mm、ネジが通る穴は2.0mm、ロッドピンは1.8mmという具合です。 主台枠は、下に0.3mm程度のばして、可動できるようにします。イコライザーピンの穴は新しく卦がいて開けます。 実機の1/80の幅は28mm、このキットは29mmですので、キャブ窓が幅広なのですが良しとします。 シリンダーは、前から見て中心間隔23mm、ピストン棒が入る後側は25mmになるようにしますと、この幅に収まるようになります。
2800修理 始まり