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2650製作記 (20.07.22〜
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’20.09.10(木)
キャブにドアを取り付けました。隙間がありますが、こんなもんかな? も一つ気になるのがコンプレッサーです。床板の指定位置は、煙室にすごく近くてコンプレッサーを削らないと収まりません。写真は2001年「青梅2221」です。デジカメでもないし、屋根もない。20年前だ! それはさておき、煙室にすごくごつい「座」が有ってコンプレッサーが取り付けられています。エアクリーナーのために見えませんが、ほぼ、床板一杯、あるいははみ出しているかもしれません。 このあたりも表現したいですね。 久しぶりに「仮組み」をしてみました。1.4mmのプラネジが「私と同等(=ばか)」になっていてきつく締まりませんし、予備もありません。困ったなあ。
’20.09.09(水)
キャブドアを作ります。写真の印象より、かなり幅が狭いです。でも、キットの出入り口を作り直す元気はありません。 切り抜いたこのパーツは、特に下側は糸鋸を入れる穴の位置がずれてしまって「も一度作り直す」のが正解でしょうが、今の目の状態と、うでの限界と言うことでこのまま作ります。 写真からの印象だけで寸法を決めましたが、それが大きな間違いだったようです。‥キットなんだから、そこらの印象把握をきちんとしてほしかったです。コスパが悪いですね。
’20.09.06(日)
安全弁座は、珊瑚のキットとトレードしました。汽笛は、ジャンク箱の中の挽き物を使います。で、ドームを半田付けしました。 キャブ床板とランボードの位置は違っていて出入り口の下に段差があるのが、B6の特徴です。RMライブラリーの2650では確認できませんが、2649は確認できます。2120の図面で高さは4.5mm、実測から幅4.5mmとしました。 この上に「ドア」を付けます。 また、炭庫の横のステップは板を組み合わせた物のようですが、「パーツ」がありません。どう作ろうかと思案中です。
’20.09.05(土)
キャブ内サイドタンクを作ります。下の欠き取りは、動輪の逃げでしょう。 で、半田で組み立てて、気づきました。「サイドタンク内には、ミクロウェイトでぐらいしか補重できない。リアタンクへは、欠き取りや穴もない。」そのうちなんとかしましょう。 キットのままだと、キャブ回りが辺渓の雰囲気ではありせん。側窓前側に窓枠を付け、後ろは柱の角線を付け、さらにその後ろを塞ぎました。写真では窓枠の中は不透明ですのでガラスではなく板ではと思います。また、ドアは結構奥に付いていて、角線では奥行きが不足なのですが、前側のサイドタンクの折曲げがそんなに深くないのでこれで良しとします。 次の工作は、このドアの作成です。
’20.08.25(火)
この暑いのに、仕方ないです。まずは、エッチング板の方に少し鏝で半田を付けてロストパーツにバーナーで熱を加えて,半田を回らせます。ついでに煙突も、バーナーであぶり付けしました。煙突は向きを考えていなくて、改めて熱しながら回して修正しました。 ハンドレールナブや、煙室扉、ヘッドライトは、糊付けが正解でしょう。 キャブに床板を半田付けして、ボイラーを借り組みしてみました。 次は、キャブ内外の工作が,妥当かな?
ボイラ火室の引き物パーツを半田付けします。が、仮組みや何やかやで、ボイラーがかなり変形しています。そこで、銅線縛り(ニクロム線がもうありません、故平尾社長直伝)で固定して、こちらは半田鏝で、なんとかなりました。 煙室との半田付けは、ボイラの下部をずいぶんゆがめているので、ギアボックスの切り欠き部分にあて板をし、改めて煙室部分を銅線で縛り上げました。
’20.08.19(水)
今飼っているわんこですが、飼い犬には適していません。選び違いました。で、こいつに噛まれたことは過去10回は下りますまい。自分より「大きい」犬に吠えられるのが気に入らなくて、かかっていこうとします。で、止めようとする私に、「カプッ!」。今回は膝の裏側でして物の見事に裂けています。救急に行って縫ってもらったのですが、「犬に噛まれると、膿むことがあります。」と言うことで、「きちんと縫合しません。」少なくなったとはいえ未だにリンパ液が滲み出しています。まあ、こいつには毎年狂犬病ワクチンは接種しているし、3年ほど前に自身が「溝にはまってけがをする老人」を実践しましたので、破傷風の予防接種も済ませています。そこのところはセーフ。 と言うことで、工作台の前に座れなかったのでした。今日は、朝からエアコンを入れて昼過ぎに工作室に上がりますと、26度の設定にもかかわらず、31度です。暑いです。 で、B6の仮組みをしてみたのですが、ロストの煙室戸、火室保持パーツ等、半田ごてだけでなく、バーナーでも使わなくてはいけないようです。また、RMライブラリーの写真には、発電機は付いていません。安全弁も新しい物に変わっています。キャブのレバーの位置も違います。キャブ天窓も。ドアもあり、窓もあり‥‥。 しばらく「お預け」かな。
’20.08.11(火)
さて、車体の方は、パタパタと組み立てて半田付けしました。キャブ後ろ側のコールバンカーなんて、ちょっとこっていますが、前側のサイドタンクの「はまり込み」部分が何にもない。サイドタンクから、運転席(?)にかけてのリベットは残っているのだから、それなりには有って良さそうです。わざわざ熱い火室の横にまでキャブ内を広げる理由もないし。 この部分は、追加工作をして、また、この釜は窓やドアが付いていますので、それなりの工作をした方が良いのかなとも思います。
RMライブラリーを見直すと、2650は末広がりの煙室前板付きです。しかもリベットがある。ハンドレールナブの外側にあるのだが、ナブの穴がギリギリ外側なので、内側にリベットを打つ。煙室扉を使って円を描き、「実物の写真」から90度に7本ということを割り出し(?)ほんまに「適当に」等分割してけがきました。下側にはリベットがありません。少しロストパーツとの位置も違いますので、気をつけながら半田を流しました。 リベットは、「天賞堂の打ち出し器」で罫書きに沿って打ち出しました。そんなに乱れ打ちにはなりませんでした。 スチームドームに、汽笛用の穴を開けましたが、「汽笛」そのものがミスパーツでありません。どうしよう?
’20.08.10(月)
前後に仮重りを乗せて試走。配線の+−が逆でした。修正して、試走。問題ないので、分解して、ブレーキシュー、シリンダーを半田付けしました。図には3組書いてあるのですが、2組4個しかブレーキシューがありません。一部の絵に第2,3動輪のみにブレーキシューがついている物があるので、これで正解でしょう。 動力装置を変更したので、結構時間がかかりましたが、それをクリアすると、後は、早いですね。 車体も折り曲げたパーツに半田を流し、組み立てていきます。と、キャブ後ろ妻が、B6のセオリーと違います。RMライブラリーを見ますと、2650は、前方からの写真しかありません。しかし、隣のページの2649は、このキットのように妻板を移設しています。これで良しとします。 が、ここで、時間切れでした。と言っても、ほぼ半日工作をしました。 なお、今までの工作日誌の記事を多少追加、修正しました。
ロッドも組み立てて、動かしてみますと、第1動輪のピンがクロスヘッドに干渉します。で、いつものように動輪には2φ、ロッドには、2.4φの穴を刳り、ピンを埋め込みました。これで引っかからずに回るようになりました。 で、ギアーボックスを組み立てて通電しますと、モーター、ウォーム、アイドラーまでは快調に回るのですが、動輪が動きません。アイドラーと動輪の間隔が広すぎるようです。 動輪押え板に真鍮の端切れを半田付けします。0.4tですが、これでOKでした。
従輪の当たりそうなところをもう少し、大きく削りました。 R550上でも良いようです。 で、シリンダーブロックを組み立てます。半田付けは思っていた以上にスムーズでした。ただ、取り付けが1.4mmビスです。+ネジでは、(斜めにねじ込まなければいけないので)さっぱり入りません。そこで、マイナスネジを使って組み立てました。でも、これじゃ、回るんですよね。半田付けか、瞬間接着剤かで、固定した方が良いです。 端梁や、カプラー受け等も半田付けしました。
’20.08.09(日)
こちら(左)側は、なんとか車輪が切れ込みに入り込んでいます。反対(右)側は、小さめです。結論としては、もう一回り大きく削る必要があると思います。 明日にでも、削ります。
動輪押え板に、イコライザー可動用の0.5t板を半田付けして、下側にも0.5mm動くようにしました。 従台車には、0.8t板を半田付けしました。これで、薄板のしなりを使ったバネ仕様ではなくなり、イコライザ可動になりました。 さて、従輪の逃げですが、主台枠の裏側に0.8t真鍮板を半田付けして、従輪の横動にに対応させます。これこそ、エンドミルがあれば、簡単な工作でしょうが、持っていません。工作台の回りには、もう大きな工具を置くスペースもありません。で、リューターで削りました。 ま、こんなもんかいな。です。
’20.08.07(金)
このキットの図面がないので、現物を採寸し直して、「メモメモ」。で、イコライザーを作り直します。ま、こんなもんかというところまで行きました。第3動輪ー従台車は、キットでは、「首を振る」ではなくて、台枠の間だけ従輪が左右し、薄板のしなりで上下動するようになっていました。 しかし、これでは急カーブを回り切りません。台枠裏側に補強をし、外側を削り落として従輪の稼働幅を増やす必要があります。また、従輪の心向棒は首を振るようにしましたが、効果の程は「?」ですし、0.4tの洋白板だけでは、イコライズするのかが不明です。仮止めの分厚いワッシャの解消も含めて、「補強」が必要でしょう。 模型の作り方まで変わってしまっていて、ついて行けませんねえ。 ぼちぼち、昔ながらの工作法で、不良在庫を整理していくだけです。
’20.08.04(火)
久しぶりに工作室に上がって、イコライザーを作りました。「あれ、下の部分が弱いなあ。」と思っていましたが、台枠のパーツに合わせてびっくり。全然寸法が違います。 「そりゃそうだ。元のキットが違うんだから。」ということで納得して、改めて採寸してパーツを作らねばなりません。 今日の工作は徒労感だけが残りました。
’20.07.28(火)
昨日より、ちょっと工作をしたかな?ピンをもう2本削製しました。で、手前の2本が良いかな? 0.2mm差が何とかルーペを使っても見えません。送りネジについても一応は暗算するのですが、間違えています。 と言うことで、イコライザー本体も作る気が起きません。しかし、デンゼルワシントン主演の「イコライザー2」は3度目ぐらいですが、しっかりと鑑賞しました(何じゃそりゃ!)。:チャンチャン!!
’20.07.27(月)
なかなか「その気」になりませんが、久しぶりに工作をしました。イコライザーのピンです。左側のは良いのですが、右側のは、中央を細く削りすぎました。やり直しだあ!
’20.07.22(木)
辺渓のB6、20年ぐらい前でしょうか、B6競作というのがあって、そのときに初めてその存在を知りました。その後、RMライブラリーの「B6」を購入。動機は、手元に戻らない「フルスクラッチB6」の再作成のためでした。いやその「リベンジ」たるや、気ばかり焦ってパーツが6両分はあるでしょうか。 しかし、日昇モデルから、キットが発売されているのを知り、思わず購入してしまいました(3/16)。眺めていて、「動輪可動」にしようと思っていたら、折り曲げ部分がちぎれてしまい、放置状態へ。 それじゃ「おえん」じゃろ(高額なのに)、と言うことで、手を付けます。 2枚の台枠を半田付けし(少しずれました)、上側に0.5mm動軸穴を広げます。下側は、押え板の間に0.5t板を挟むことにします。残っている図面やスケッチから、イコライザ中心穴を開けました。 「基本、エッチング板折り曲げ、組み立て」ですので、従来のような工作が通用するのか、甚だ疑問ですが、従輪の始末をすれば450Rも通過しますので、「する」以外の選択はありません。がんばんべえ!!
2650製作記 始まり