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C58修理記その1
'04.09.23〜’11.12.30
C58修理記その2へ

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一番下(’04.09.23)へ

’11.12.30(金)
 で、無事に重連運転。な訳ありません。ウェイトも積んでいない、補助接点もない。でも、そこそこ動きました。
 並べますと、雰囲気が似てきています。同型機があるときは、この「同じ雰囲気」が大切なのよね。同じ庫にいると、個体差はあっても、「あの庫の車輌」と言う雰囲気がありますよね。
’11.12.30(金)
 38と212を重連させようとすると、逆方向に走ります。212のモーター結線を直します。
 先台車は、212にはバネを付け、38のカプラが前過ぎるので付け直すと、あらま、タップが切っていない。テンダのカプラを付けようとすると、これもタップが切っていない。タップを持っていない時代の作品なのね。
 テンダーの後台車がステップに当たるので、センターピンの位置を変更しました。実は、あちこち半田が外れて大変でした。
’11.12.29(木)
 発電機の半田付けに苦労しました。何せ、このボイラーはテーパー付き2枚重ねですのでちっとも半田が流れません。最後は、内緒ですが、バーナーで。昨日取り付けたボイラの下側を取り外しました。あれを付けると、ウェイトがボイラーの中に入れられませんでした。
 しまった、実は脂入り半田を多用しているのがばれてしまった1枚です。
 エアポンプとその配管、空気分配弁、砂箱蓋、砂撒き管、空気分配弁当のパーツを取り付けました。
’11.12.29(木)
 最近、パーツは、オークションで手に入れています。何の気なしに落札し、さあ使おうと思ったら、「肝心な方」がピンぼけですが、湯が回っていない物でした。で、こちら側は、手持ちの単管の物を2つ続けて半田付けしました。反射板ハンドルもロストをおごりました(デッドストックですので)。
’11.12.29(木)
 給水蓋の仕上げが出来ました。38は煙室戸扉が開くようになっています。ヒンジの半田が取れていたので、付け直しました。
212共ヘッドライトステーを半田付けしました。ヘッドライトは、加工しやすいのでエコーのホワイトメタル製を使います。取り付けはもっと後になります。
’11.12.28(水)
 212も、よく見るとあちこちに不備があります。このステップが1段しか無くなっていましたので、2段にしました。
 テンダーの配管も半田が外れています。
 台車を外すと、まあごてごての半田はご愛敬(でも、結構厚めの材料を使ってかなりきちんと仕上がっているー自画自賛−)。台車ボルスタがなんとプーリなのです。で、ネジは、床板に切ってある。これじゃあ、動きが悪いだろうと言うことで、旋盤で3φ真鍮棒に1.6φ穴を開けて、プーリと同じ厚み(2.6tだったっけ、もう忘れた)に切り出して、2mmタップを立てて厚入しました。
’11.12.28(水)
 宮沢のC58を参考にしていましたので(ボイラが太すぎるので、スケールに直したのですが)、切り欠きは、ランボードのところでばっさりでしたので、曲げていませんが帯板を半田付けしました。これでも、ギァーは入ります。
 ボイラの上廻りの工作に入らないのは、どこまで、パーツを付けようかと逡巡しているからです。
 テンダの給水蓋がどうも無いようなので、旋盤で挽き出します。パーツを当たると6φなのですが、5φの上は8φしかありません。しこしこと削ります。
’11.12.28(水)
 キャブ天窓の後のステーと散水管を取り付けました。
 テンダー前面のデティール工作をしました。。
 前梁を修正し、エアホースを取り付けました。
’11.12.27(火)
 38はボイラバンドを半田付けしました。ドームの砂箱蓋を削り取ってロストパーツを付けようと思いますので、プレス部分を削り取りました。中に残っていたミクロウェイトは物の見事に白色になっています。出して良かった。
 とにかくキャブを半田で固定。基本部分がしっかりしたので、これからデティール工作をします。
’11.12.27(火)
 従台車はリューターで、ざっと削っただけでは、ドローバーに当たりますので、やすり仕上げをしました。38もです。
 シリンダブロックに当たる放熱管の短縮化で、保持用の真鍮線を取り付け。
 あちこちのパーツの半田が外れますので、その修正。ボイラーの欠き取りが大きすぎますね。
’11.12.27(火)
 昨日の続きで、212のステーを取り付けました。実はこのパーツは、動輪なのです。ヘッドライトは、点灯化もありますので、また後日。
 汽笛が引き物パーツでしたので、ロストワックスパーツにしました。こんな半田付けですので、ペーストを使っています。
’11.12.26(月)
 さて次は、デティルの修正。212は、フロントのエアホースや開放梃受けの外れた半田を付け直しますが、半田そのものも酸化しているようで、単に温めるだけではつきません。結構苦労しました。煙室戸の所のデフステーも片側だけ。「ご飯だよ〜」の声で、あきらめました。
 38は、ボイラバンドを付けたいので、真鍮線を外していきます。汽笛をロストに換えました。他のパーツも順次。
’11.12.26(月)
 配線をして試走。左写真が212。右写真は、212のテンダーを借りて走る38。どちらも「Good」です。
’11.12.26(月)
 モーターを、万世橋横で買った安物モーターにします。38に付いていたのは、太すぎて212には合わないので、同じモータにするために多量に在庫しているこのモーターにしました。
 まずは、ブラケットを切り出します。ギア−ボックスは、212が宮沢の新しい物、38はアダチの物を使っていますが、ギアそのものは宮沢の新しい物だと思います。イコライザのピンに当たりますので、端を少し削りました。
’11.12.26(月)
 0.5tの真鍮板から先台車取り付け台を切り出します。で、212に組み込みますと、バネの引っかかりがない。てえことは、重力式になるのかな。
 ドローバーを取り付けると、従台車にピンが当たりますので、一層の欠き取りを38共々しました。もう少し削った方が良いかな。
’11.12.25(日)
 212にも糊付けします。一番端っこに1枚あると見栄えが良いですよね。接着剤で取り付けました。
 38の、ボイラとキャブとを半田付けしました。バーナーであぶってです。部品は全部外してから、付け直すのが良いかなとも思っています。
’11.12.25(日)
 しかし、台枠後が高すぎましたので、半田をめきっと外して、上廻りに取り付けてから、付けし直しました。そう、C58の改修工作は、完成部品と隣り合わせですので、全てペーストを使って組み立てています。
 212の先台車も組み立てようと思ったら、取り付け板が無くなっています。探したのですが、見つかりません。
 で、テンダー台車の端梁が出てきましたので、糊付けしました。
’11.12.25(日)
 C5838がどうにかなりましたので、212の下回りの調整。何度もクロスヘッドの半田が外れます。また、モーションプレートの位置が微妙にずれたようで、クロスヘッドに当たったり、リターンクランクがぶつかったり。
 今日は何時間かかったのか、まあ、とにかくC58212もアルミ板の上で、ころころ転がるようになりました。
’11.12.25(日)
 従台車も取り付けて、まずOK。キャブとテンダーはばらばらですが、組み立ててみると結構収まっています。給水ポンプからテンダーのランボードは、半田が外れていました。
 近くから撮してるので、ぐにゃっと曲がって見えるのですが、意外と線がそろっていて、我ながら「うふふ。」工作の基本は押さえているぞなんて偉そうなことを考えました。
C58389がちょうどこの2両の間で作製しています。
’11.12.25(日)
 C5838のメインロッドを数ミリ伸ばしていたのです。それが災いしてうまくいきませんので、取り外しました。
 212も、なかなかスムーズに動きません。
 と言う内に38のメインロッドやバルブギアの組み立てが出来上がりました。そして、先日パーツ取りしたC57からシリンダードレインを取り付けました。
’11.12.24(土)
 ロッドのピンの前に切り込みを入れて、半田ごてを当てて折り取ります。以前、このピンの後で切り取ったのですが、はっきり言って失敗でした。ここで切り取るか、後のピンの部分に関節を作るかのどちらかです。見苦しくないように整形しました。
 その後、1本ずつロッドを嵌めて転がりを見ます。最終的には、傾けただけでころころ転がるようにします。
 メインロッドを付けてと思っていたのですがタイムアウト。
’11.12.24(土)
 1つずつロッドに合わせて洋白板を切り抜くのですが、工作台のV字型の切り込みは、10年以上使って居ますので、今回のような細かい工作には対応できなくなっています。
で、3t板にV字の切り込みを入れてクランプで工作台に固定して、ロッド回りを切り取ります。その前に、ボール板で、穴を開けていました。
’11.12.24(土)
 ロッドの可動化の加工です。まず、裏側を0.5tやすります(十分とは言えなかったが)。次にその部分に0.5tの洋白板を半田付けします。半田付けしてから、シャーリングで切り落として行きます。
’11.12.23(金)
 動輪押さえ板は、苦労して作った旧作の動輪の当たる部分をリューターで削って再利用しました。
 調整して組み立てます。212の従台車は、アダチのC57用の加工。38も、同様に加工した物を取り付けました。
’11.12.23(金)
 C58は、イコライザのピンを旋盤で削製。ある道具は使わなければ。
 イコライザそのものは、1t真鍮板から切断機も使って切り出しました。
 第1動輪のピンがモーションプレートにかかるので大きく切り取りました。ビスの頭が長すぎますので、切り取って糸鋸で筋を入れ、マイナスドライバーで調整できるように。
’11.12.22(木)
 ままよ。C58212の後梁を作製し、。後から38の主台枠も作製しました。違いは、空中戦で作ったために、38の方が短くなっていて、ドローバーの取り付け板と後梁の間に隙間があります。モーター取り付け板が長すぎたので、切り取りました。
’11.12.21(水)
 C5838を改造した頃、スクラッチしたC5738です。まだ未熟でゴテゴテですね。で、結局部品取りします。
 C58の台枠をまず洗いました。
 それからパーツのロッドを取り付けて調整。最後には、それぞれの動輪を嵌めて「動かない」ので、ロッドを可動式にして微調整が必要でしょう。
’11.12.20(火)
 空中戦で、主台枠を組み立てました。穴の大きい方がC5838です。しかしこの2組、結局約1mmの長さの違いがあります。でも、まあ何とかなるだろうし、ダイキャストのようにゆがみはしないだろうし。
 C5838の、ごてっと付けた半田を外しながら部品を付け直しております。’73年に作った38と’78年に作った212とは雲泥の差です。この間に技量の向上があったのだ。その後はないが。
’11.12.19(月)
 17日に、1輛分のシリンダー、モーションプレート取り付け板を半田付けしていたのですが、幅が広すぎるの、改めてシャーリングで切り出しました。でも、まっすぐに切れていないので、作り直しもしました。
 直角治具がどこかにあるはずだと思ってっさがしたのですが、他社(たぶん、九重高原鉄道さん)のを参考にして作ったアルミ製の治具だけが出てきました。
 で、この上に乗せて半田付けするって、とっても熱容量が要りますので、「バーナー」を使いかけると、ガス欠。20年は経っているのかな。最初に暖めてやると、旨く半田が流れますが、何故か平行四辺形に。「俺ってこんなに半田付けが下手だっけ?」と思ったのですが、4500の台枠が未だに未完成なことを思い出して、納得しました。「はい、下手です。」
 30年以上前の学生時代にC58212を作ったときに、宮沢のサイドロッドの予備を購入しておりました。それを治具にして先日から、工作しています。ある意味、昔の方がパーツが豊富だったんだと妙に納得しております。
’11.12.17(土)
 C58の台枠、これで2組分です。それぞれ、軸受け部分をやすり仕上げして、車軸を嵌めて、別売パーツであった同メーカーのサイドロッドを仮止めしています。まあ、これでずれていないだろうと思います。
 で、半田を外して、212の方は高さが足りなかったために作ったシリンダーブロックとモーションプレートの取り付け板を半田付けしました。治具を使わなかったのでゆがんでいます。38の方は、ワッシャで嵩上げしていたので、同じようなパーツを切り出します。
 明日も、運転会。帰ってから、また工作をします。
’11.12.16(金)
 動輪部分は2枚ずつ、台枠後部は4枚合わせて切り出しましたが、2枚ずつの方が楽だったようです。動輪の部分に穴を開けていないのは、イコライザ可動にするために、縦方向だけ決まっていればいいので、穴を開ける必要がないためです。
’11.12.16(金)
 C58の台枠は、宮沢のコピーです。宮沢の台車に合わせて上廻りを作ったのですから。
 1mmt真鍮板より切り出します。
一応卦書いた後でシャーリングで切り出しました。
 向こうは、ゆがんだ宮沢の台枠。
’11.12.08(木)
 このキットの修正をされた方は、アダチのD51用のシリンダーブロックを使われたようですが、手元に使う当てのない「空気弁セット」がありましたので、鉛のシリンダーブロックの表面を平にしてこれを取り付けました。C58212も同様だったような気がします。また、バルブガイドの表面を平に削りました。これで良しとしましょう。
’11.12.07(水)
 その内、キャブが外れました。下側を半田付けしていただけでした。
 で、塗装を剥ぐと、なんとそこには、自家製エッチングで作ったボイラと、キャブ前後妻板が。余りに彫りが浅いので、塗装に隠れてしまっていたのですが、10代の勢いってすごいです(自分で感心している)。宮沢のキット改ですが、主要部品はを作り替えていました。煙室戸も開閉式ですし。ただ、半田はごてっと盛りつけていますね。下手です。
 良し、甦らせてやろう。
’11.12.07(水)
 C5838は、高周波洗浄機で何度も洗います。このボイラーウエイトは、マッハの粒鉛だったという記憶があります。しかも、それを留めているのは紙のはず。
 クレンザーで洗って気がつくと、紙でもエポキシで留めているのでした。
 その紙を突き破ると、出て来るわ出て来るわの粒鉛。板鉛の端切れなども出てきます(と言うことは、何でも押し込んでいたと言うことです:金銭的な問題が大きかったと思います)。
’11.12.06(火)
 年明けまで待てませんでした。C5838をシンナープールに。ボイラーは、自作エッチングで作っていたのです。
C58212は上廻りはスクラッチ。今見てもよくぞここまで作ったなあと思える仕上がり(それ以来進歩がないってこと)。台枠が宮沢製ですので、2輛分まとめて作り直します。そのために分解しました。
’11.12.03(土)
 気になっていたC58シリーズ。C58212はナンバープレートこそゆがんでいますが、まともに動きました。宮沢の台枠を使って学生時代に自作した物です。
 で、C5838は宮沢のキットを使ってボイラを細くして作り直した物(高校生の頃?)です。これの台枠がゆがんでいます。この2輛、特に38は、シンナープールに入れて再生したいです。来年早々に。

’06.09.03(日)
 C58389はとても快調でした。タイヤを黒く塗りました。第3動輪のブレーキを取り付けました。

’04.09.23(木)

  本線05にも書きましたが、30年前の運転会で活躍した「宮沢改」のC5838です。新聞に写真も載せてもらっていました(すっかり忘れていましたが、久しぶりにメールを下さったIさんの話を高松の模型店でしますと、スクラップブックを持ち出して見せてくださいました。いやあ、懐かしかったです。

 そこで、そのC58を取り出してみると、なんと動きません。どうやら、D60でもそうだったのですが、ダイキャスト製の台枠がねじれてしまっているようです。ギヤを外し、手で動輪を回しても回りません。こいつも再生してやらなければなりません。

C58修理 始まり