車両工場工作日誌 

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草軽デキ1221

'03.09.09〜'03.09.27
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’03.09.27(土) 

 下の写真との違いは、「ウエザリング」です。写真が小さいので見えにくいでしょうが、ちょっと下回りが茶色っぽくなっていませんか。

 じつは、30年も使っている「アイシャドー」なんです。蒸気の水垢は「白」を使い錆には「茶」を使っています。30年も使うとそろそろ品切れになりそうなのですが、パステルももってはいますが「アイシャドー」の方が「ほんのり色づいて落ちにくい」ように思います。

 

’03.09.27(土) 

 数時間の乾燥(だけ!)で、組み立てました。復元装置も補重もない先従台車はやはり脱線します。

 でも、「マスコットとしてはこれで良いか。」ということで一応完成です。

 先日から作っているのお立ち台に立って記念撮影をしました。

 

’03.09.27(土) 

 空は晴れ渡り、暑くもなく寒くもなく絶好の塗装日和です。思い立ったが吉日。急ぐときの餅焼き網。ぽんぽんと並べて吹き付けました。

 小さい車体は、「バジャー」で吹き付けるとすぐに完成します。ただ、ブースを掃除していなかったので埃がかなりつきました。

 

’03.09.23(火) 

 22日に分解して「高周波洗浄機」で洗いました。

 土台は、あまりきれいではありませんが、プライマーをB20や、南海と一緒に吹き付けました。

 

’03.09.13(土) 

 車載のウエイトは、右側が集電のリードに当たりますので、下を少し削りました。中になる 物を黒く塗るのにあまり気を遣わなくても良いだろうとプライマーも塗らずにプラカラーの黒を筆塗りしました。絶縁にはメンディングテープを、取り付けには両面テープを貼りました。

 試験線の上では、多少「ぐにょぐにょ」しますが、まあ、動きました。先台車は、塗装後に組み立てるようになっています。涼しくなってエアコンを使わなくてもよくなってからの塗装になります。ここで一応の完成です。

’03.09.13(土) 

 上回りや、先台車を半田付けして組み立てました。調子に乗って半田付けしていくと、ボンネットの板が平らにつきません。どうやら車体が少しずつゆがんで平行四辺形になっているようです。1mm以下のずれですが、小さい車体だけに「ゆがんでいる」ことが分かります。しかしもう最終段階ですので、やり直すことは全部の半田を外さなければいけません。そこは、妥協の産物としてよしとしました。

 パンタは、可動にしたかったのですが、「そんな、甘い。」といわれそうな大きさです。また、エッチングのパーツは柔らかく、これを細かく切り分け新しいパーツをつける労力を考えあっさりとやめました。ただ、パンタの「重り」は、2mm真鍮線に変えました。少々オーバースケールのようですが、立体感が出たと思います。

’03.09.10(水) 

  下回りを組み立てました。キットの指示通りに車軸を組み立てると、ワッシャを嵌めてあるにもかかわらず連動ギアから外れます。「でも待てよ。このキットは何か仕掛けがある。」と、考え組み立てを続けました。集電ブラシは、指示はなかったのですが1mmのタップを立てねじ止めをしました。集電ブラシをつけると、やはりギアは外れません。しかし、1mmねじはすぐに馬鹿になったので、集電ブラシを半田付けしました。モーターは半田ではなくゼリー状の瞬間接着剤でつけました。モーターを回すと、小ギアの厚さが微妙に違っていてねじをしっかり締めると回りません。緩めにすると当たり前のことですが緩んで外れてしまいます。そこで、ギアの厚さを少しやすりることにしました。車軸を組み立てた後で分解しましたのでパズルを解くようなややこしいことになりました。無事分解して再組み立てするのもまた難行苦行でした。「車軸を抜き、すべてが分解できる」昔のキットや、それに準じた工作になれた者にとってある意味とんでもないキットです。しかし、発想を変えれば、こんなちっちゃな夢のまた夢の機関車が数日の工作でできあがっていくのですからとてもよく考えたキットといえます。「ジャンクのDC12」は、昔ながらの工作で再生できなかったのですから。

’03.09.09(火) 

 ギアフレームを組み立てるのは、1.7mmねじです。セルフタッピングをするようになっていますが、なぜか、1.7mmタップがあります。それを使ってタッピングしました。

 また、絶縁用にセロテープを貼るように指示がありますが、セロテープの使用可能期限は最大約1年。そこで、メンディングテープを貼りました。

 組み立てた後、流水でフラックスを洗いました。

’03.09.09(火) 

 ワールド工芸のキット 「B20」を組み立てた後、どうもすっきりしません。そこで、ストックしていた、草軽のデキを組み立てることにしました。

 今回は、忘れないように、フレームもくみました。折り曲げた後、半田を流して補強しました。2つ目のキットということもあり、今回は割とスムーズに組みあがりました。

 

草軽 デキ1221 始まり