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歴史   創業

 鉄道模型を始めたのは,昭和41年だったと思います。プラモデルの黎明期からいろんな模型を作ってきましたが,中学校に入学してから同級生に鉄道模型を持っているやつがおり,「これだ。」と思って手を染めたのです。

 身近な鉄道は山陽本線,伯備線。通った高校の横を下津井電鉄が走っていました。そうそう,同級生には,水島臨海鉄道を利用していたやつもいました。

 鉄道模型を始めたときは,つぼみ堂のBタンク1両にフレキシブルレール4本それとコルク道床を買いました。ちっちゃな板にエンドレスにポイント1個を打ち付けぐるぐる回りをしていました。

 当初は,「模型と工作」紙を読んでおり,型紙を使って客車や貨車を作りました。また,オリエント模型のプラモの貨車も結構在籍していたと思います。 その当時,ショーティが好きならば,また,動力が手に入らないからと,廃棄しなければ,歴代のプラモデルがそろっていたなあ。と思います。

 TMSを読み始め,「猛毛内鉄道」の向こうを張って,「蔵地内鉄道」としていましたが,高松に転居後,現在の「備南鉄道」と改名しています。

 つぼみのBタンク(B−1に改造後だと思います)。それに続くトとトフ。

 トは記憶にないのですが,ペーパー製かオリエントのプラモデルかどちらかでしょう。トフは,ペーパー製で,テールライトを点灯するようにしていました。

 古いネガを整理していたら,出てきた写真です。おそらく昭和42,3年頃のものだと思います。

 メーカーのキットや完成品は買えませんでした。その代わりペーパーでいろいろ作りました。

 写真にある,ト,トフ,ワム以外にも,シノハラの2軸車用の軸受けを使ってワム23000を多量に作りました。ペーパーですが,リベットを手芸用のローラーで押し出して,つぶれないように,瞬間接着剤をしみこませていました。

 また,客車では,オハユニ61を作った覚えがあります。現在の物と同一かどうかは,記憶にありません。「模型と工作」誌に従ってキハ30もつくりました。床下器具は,通信販売でカワイモデル製の物を手に入れて取り付けました。このキハ30は,床下電動をしてみたりしましたが,うまくゆかず,ボディだけを友人に譲りました。

 

 TMSの中村汪介氏の気動車の製作記事でキハ07の側板を切り出しましたが,台車が手に入らず,また,記事のように作る技術もなく,一部を利用して,片ボギー式の気動車を作りました.動力は,キャラメルモーターで,棚式のレイアウト(未完)の上で快調に走っていました。構造上150mmのカーブも通りました。

 どうも記憶にない車輛なのですが,2軸の気動車とワです。

 前述のキハ07の側板を利用して作った,片ボギー式の気動車かも知れません。(じっくり写真を見ると2軸ではないですよね。)

 岡山のデパートにレーシングカー用のモーター(後に乗工社によく付いていたキャラメル型の)が有ったので,それで作ったように思います。

 カプラーは言わずと知れたベーカータイプです。